2015年12月6日(土)
父親からのメール。
要件、
その②.
(50才過ぎの)、異母姉の夫が、(エンジニアとして勤務していた)会社を辞めた。
実は、このあわほ、異母姉夫婦(あわほ同様、選択的子なし)とは、10年ぐらい顔を合わせていない...。
昨年末に一度、挨拶メールが来たきりで、これまた互いの現住所すら分からない仲...。
異母姉とあわほとの愛情は、以前からずっとすれ違うのが常で、それでも異母姉にはそれとなくお世話になっているような...。
10年ぐらい前に、あわほが結婚した時には、異母姉夫婦が、洗濯機を買ってくれた。
それは、義兄が当時勤務してた、S社の製品。
S社というのは、近年の経営不振っぷりや海外企業への吸収合併問題などが、メディアで度々取り上げられている会社である。
それから数年後に、自分たちで同じくS社の冷蔵庫を買ったんだけど、すごーく使い勝手が悪い。(苦笑)。
卵入れから、何度も×何度も、卵がぜーんぶ床に落ちて潰れるわ、清掃のためパネルを外せば、機能性を無視したデザインのせいか、何時もはめるのにてこずり、非常に時間を食らう。
昔、異母姉が、「”電化製品を買いに電気屋に行ったら、S社の製品は良くないので買わない方がいいですよ~!”、って店主に言われて、腹が立った」と言ってたのであるが、
あわほに言わせりゃあ、その店主の意見は、ごもっともなような...。
s社の洗濯機でベットマットを1枚洗えば、布が破れて、どんどんダメになっていくし...。
(につき、目下、廃棄処分を検討中)。
s社の敗因は、「海外との価格競争や、太陽パネルの普及が思うようにいかなかったことにある」とよく言われるのだが、それ以前に、”電化製品そのものの性能に大きな欠陥があるよ~!“ この会社...。
ーー
ちょっと、グダグダした前書きが、つい長くなってしまいましたが...。
20年ほど前に、関西でトップの新聞広告量を誇っていた、母親の勤務会社は倒産し、最優良企業と言われていたS社は、経営再建の目途が立たず、ズタボロ...。
おまけに、S社なんか、ニートphaの京大仲間である”伊藤洋志”から、「僕を落としたS社なんて、いまやすごくヤバイ状態で、オワッてますよー」なんてこと、本に書かれちゃっているよ。(苦笑)。
<伊藤洋志・フリーランスな起業家・著書「ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方」(東京書籍)>
発達障害界では、医者もカウンセラーもこぞって、発障者を本でもブログでも、これでもかってほどダメ出をし、「発達障害者は~~であり、~~であるから、~~のため、会社勤めの問題児!」って、チョーうるさい...。
けど、医者だってカウンセラーだって、都市部では競争激化のため、自分たちの身の方がホント危うい。(経営不振で、潰れているの多数...)。
”患者のことばかりダメ出ししている場合じゃないっ!”、ってばっ。
良き社畜になることを強制されたって、その会社が倒産したら、家族もろとも吹っ飛ぶってのは、本当によくあるハナシ...。
事実、ウチの母親の上司で、仕事も良く出来て、責任感もすごく強かった人物は、会社倒産後、小さな広告代理店を立ち上げたものの、うまく行かず、専業主婦の奥さんと子ども2人を抱えたまま、自殺。
営業トップ成績だったウチの母親だって、その後はパートで少し働いたり、ビジネスホテルで夜間の契約社員をしたり、最後はビラ配りをやって細々と生活を...。
ーー
まあ、良き社畜になるように発障者に強制されたって、はじめからその気質が無い者が殆んどだし、
会社で平均以上の所得、及び、平均以上の評価&待遇を得ている発障者なんて、ごくごくひと握り...。
なのに、”発達障害って概念が普及した今日”、発達障害だと認定されるとソッコー、”良き社畜になるためのご作法”ってものを、子どものころから無理やり押し付けられるのであります。
発障者なんて、”生まれつき社畜気質が欠落しているんだから、ご作法押しつけられのせいで、余計に精神を潰された療育世代発障児、続出...”。
はっきり言って、医者やカウンセラーや教師ってのは、閉鎖的な大学社会のぬるま湯に浸かりっぱなしのまま、職業人(あるいは、社畜の能力に欠け、その線から脱落...)になったものだから、社会の常識を打ち破っていく前衛的な力、矛盾だらけで自分の常識が通用しない人々(自分とは対等の身分にある、一筋縄ではいかない社内&社外にいる無数のライバルたち)の間で、日々激しく揉まれながら生きのびていく術が、そもそも欠如しているんじゃないのかなあ。
だいたい、彼(女)らの大部分ってのは、その世界の狭い視線でしかモノを言わない...。
それでいて、彼(女)たちが何らかの意見を言うと、バカどもにすぐモテはやされるので、ますますウンザリするような、一般的なことしか口にしないようになる。
こんなどうでもイイ&テーケーが好むような、彼(女)らの綺麗な大ウソに耳を傾けるヒマがあったら、「金融日記」(藤沢数希・もはや、恋愛工学者)でも読んで、人間どものいびつで、何処までいっても無反省で、調子よく自分勝手で、意地悪な人間心理でも学習する方が、100万倍以上ためになると思うよ。
しかしながら、医者やカウンセラーや教師って職業は、閉鎖的で排他的、かつ特権のあるものだから、その権威のみである程度、世間をだまらせる力があるんだわ。
マスコミも、彼(女)らに乗っかる方が楽なので、その船に乗っかり、親たちだってそう。(苦笑)。
結果、”社畜教”という宗教を信じていたのに、それを信じたがため裏切られ、破滅していく発障者のなんと多いことか...。
あわほの地元(関西の下町)の、ロスジェネ世代のコたちなんか、学校適応もお勉強もそれなりにはしてきたテーケーの筈なのに、何だかワケの分からないワープア人生を送っているコたちで溢れかえっている...。
つまり、”社畜教”をいくら押しつけられたところで、発障者なんて、”ダメ・テーケーの劣化コピー崩れ”にしかならないんだよね...。
だいたい、発障傾向のある成功者なんて、会社勤め人じゃなきゃあ、勝ち方&サバイバル術ってのは、医者やカウンセラーや教師からみれば、目を背けたくなるほど、みーんな邪道...。
(んでもって、発障界は、”勝てば官軍”の世界”。”どんなDQNでも、勝った者勝ち”。そんなこと、発達障害児でも、うすうす気づいているから、大ウソつきの医者やカウンセラーや教師とは、うまくやっていけないことが多いのであろう)。
一例をあげれば、FBのザッカーバーグが、全米で一夜にして、一躍有名になったのは、大学生の頃、彼女にふられ、酒に酔った勢いで、腹いせに、「ハーバード女子たちの顔写真と、動物のイラストをHPにUPし、どっちの方がマシなのか」を問うサイトを作って、大ウケしたからであります。
まあ才能ってのに、大なり小なりはあれど、社畜教より、「逃げる力。努力しない力。自分の欠点を少しずつ受容していく力。人からみればヘンかもしれないが、自分なりに面白いと感じることを大事にする気持ち。人に嫌われようが煙たがられようが、それらをやり過ごす力。人からどう思われようが、これはってコト&トキにエネルギーを投入する力。反骨精神力。常識ってものに完全に飲み込まれてしまわないように一度、世間の常識をぜんぶ疑ってみる力」を培ってみることの方が、よほど大事なんじゃないの。
結論:
”社畜教”ってのを、ヘタに信じて頑張ってても、壊れるときは、
ぽちっと脆く、あっけなく崩れ去って行きますぞよ。
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